健康豆知識

気象病や季節病って知ってますか?

気象病や季節病って知ってますか?

気象病や季節病って聞きなれない病名ですよね。 「気象病」とは気象が短時間のうちに変動するのにともなって起こる病気をいいます。このような、気象の諸条件から影響をうける病気には、たとえば気管支ぜん息(ぜん息発作)やリウマチなどがあります。 一方、一定の季節になると多発する病気や症状が悪化する病気を「季節病」といいます。これにはインフルエンザや花粉症などがあります。 しかし、病気によっては気象病と季節病の両方の特徴をかねそなえているものもあります。

身体に影響を及ぼす気象要素とは?

身体に最も強い影響力を及ぼすのは気温です。比較的影響力が大きいとされる湿度についてみると、たとえば不快指数のような場合では、気温と湿度の寄与率は10対2の割合と推測されています。 湿度の影響は、かぜなどとの関係においては絶対湿度の方が重要です。また、気温・湿度環境が同じでも、風と日射の有無・多少でも影響度が異なります。「雨が降ると古傷が痛む」といわれているように、降雨やこれをもたらす気圧(配置)も影響要素として無視できません。

恋する季節と感傷的な季節の気象って?

春の光が動物たちを性的に興奮させることは、いろいろな調査実験によって実証されています。春になるとウキウキするのは、動物たちだけではなく人間も同じです。 人間の生体リズムも動物同様に性的興奮を起こしているとされています。 輝く日差しと高まる気温は緊張した血管をゆるめ、人間は精神的にも肉体的にも一気に目覚めます。性犯罪がもっとも多いのは晩春5月という統計もあります。一方、秋になって気温が下がると内分泌機能が低下して、感情の方も鎮静化するようです。冷気がホルモンに働きかけ感情を揺さぶり、寂しさを誘います。

今年は特に気候変化が激しいので、体調管理をしっかりと!
  • 室温をうまく調整しましょう。
  • 温度差によって衣服の調節をしましょう。
  • 空気の乾燥を防ぎましょう。
  • こまめな換気に気をつけましょう。